多孔質プラスチックパッド
写真のように、ワーク(写真:ねずみ色)がワッシャ状で、大きな穴が開いていても吸着搬送できます。また、平面で吸着するためフィルムなど薄物の吸着にも適しています。
多孔質プラスチックパッドは、従来の金属やセラミックの多孔体に比べ、次の特長があります。
○廉価に製作が可能です。とくに大きな盤の製作も容易です。
○ プラスチックであるため、ワークを傷つけにくいです。
多孔質プラスチックパッドについて報告します。
1. 多孔質プラスチックパッドの仕様
多孔質プラスチックパッドの形状を次に示します。
多孔質プラスチックパッドに使われているプラスチックの仕様を次に示します。
2. 多孔質プラスチックパッドの流量特性
実験装置を示します。エジェクタを3種替えて多孔質プラスチックパッドの流量特性を測定しました。エジェクタの流量特性と多孔質プラスチックパッドの流量特性の交点として流量特性が測定できます。
使用したエジェクタ(ピスコ製)
VUL 07
VUH 05
VBE 12-66P
測定結果を下図に示します。

3. 多孔質プラスチックパッドの吸着力(吊上げ力)
ステンレスのワッシャを使って吊上げ力(吸着力)を測定しました。

ワッシャなしで多孔質プラスチック内部の圧力は、
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で、ワッシャ重量![]()
の吊上げが可能でした。
この値は、ワッシャ面積と圧力から決まる力と比較すると非常に小さなものです。

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