意見
0.はじめに
著者は、昨年広州の展示会に出展した。出展するに当たりツイッターでその旨を告知したら、弁理士の方から、中国に特許出願しないで中国展示会に製品を展示することは、裸で町を歩くのと同じだとご指摘をいただいた。そのとき自分なりに調べたことからまとめた意見を述べる。
1. 中国への出願の費用対効果
中国へ特許を出願する費用は、特に中語訳の費用が高く約数百万円する。また、侵害を見つけたとき裁判所に訴えるときの費用がさらに約数百万円かかる。
ではそれによりどのくらい効果がでているのか?まねした製品の製造をとめることは出来るのか?ほとんどそれは無理とのこと。
平たく言うと、無法国家なのだ。無法国家に対して法で対応する矛盾だ。
2.元寇だ
著者は良くたとえる。元寇に。北条時宗のむかし元寇が来た。日本の一騎打ち戦略に対して、元寇は集団で、集団戦略で手榴弾も投げてきた。やーやー我こそはの日本から見れば「卑怯だ」「ずるい」だろうが彼らのやり方なのだ。
武将(大企業)は、役に立たない高価な刀(出願)をもって戦いに臨むだろう。手榴弾には役に立たないけど、刀無しでは体面が立たないのだ。刀も持たないで(出願のしないで)といわれるからだ。雑兵(中小零細企業)はどうするか?役に立たないとわかっている高価な刀を購入なんて出来ない。丸腰で逃げ回るしかないのだ。
3. 中国知財セミナー
中小製造業のための中国知財セミナーと題するセミナに参加したが、内容は、中国の知財法律体系を弁理士の人が説明する。中国の知財の法律自体が、国際的に遜色なく出来ていることは、素人の私でも容易に想像できる。日本に対してどのような運用なのかであろう。
また、中小製造業のための中国知財戦略と題するセミナも役に立たない。中小企業も同じですののりで大企業の戦略を話す。弁理士が話すので中国に出願しましょうという戦略となる。大企業でも上手く行っていない戦略を中小零細製造業に押し付けることになっている。
4. 求む:中小零細製造業向けの対中国知財戦略
現実は残念ながら無法なのだ。その現状分析に基づく中小零細製造業向けの対中国知財戦略がない。出来れば、中小製造業だからできるぐらいの対中国知財戦略がほしい。
著者は、昨年広州の展示会に出展した。出展するに当たりツイッターでその旨を告知したら、弁理士の方から、中国に特許出願しないで中国展示会に製品を展示することは、裸で町を歩くのと同じだとご指摘をいただいた。そのとき自分なりに調べたことからまとめた意見を述べる。
1. 中国への出願の費用対効果
中国へ特許を出願する費用は、特に中語訳の費用が高く約数百万円する。また、侵害を見つけたとき裁判所に訴えるときの費用がさらに約数百万円かかる。
ではそれによりどのくらい効果がでているのか?まねした製品の製造をとめることは出来るのか?ほとんどそれは無理とのこと。
平たく言うと、無法国家なのだ。無法国家に対して法で対応する矛盾だ。
2.元寇だ
著者は良くたとえる。元寇に。北条時宗のむかし元寇が来た。日本の一騎打ち戦略に対して、元寇は集団で、集団戦略で手榴弾も投げてきた。やーやー我こそはの日本から見れば「卑怯だ」「ずるい」だろうが彼らのやり方なのだ。
武将(大企業)は、役に立たない高価な刀(出願)をもって戦いに臨むだろう。手榴弾には役に立たないけど、刀無しでは体面が立たないのだ。刀も持たないで(出願のしないで)といわれるからだ。雑兵(中小零細企業)はどうするか?役に立たないとわかっている高価な刀を購入なんて出来ない。丸腰で逃げ回るしかないのだ。
3. 中国知財セミナー
中小製造業のための中国知財セミナーと題するセミナに参加したが、内容は、中国の知財法律体系を弁理士の人が説明する。中国の知財の法律自体が、国際的に遜色なく出来ていることは、素人の私でも容易に想像できる。日本に対してどのような運用なのかであろう。
また、中小製造業のための中国知財戦略と題するセミナも役に立たない。中小企業も同じですののりで大企業の戦略を話す。弁理士が話すので中国に出願しましょうという戦略となる。大企業でも上手く行っていない戦略を中小零細製造業に押し付けることになっている。
4. 求む:中小零細製造業向けの対中国知財戦略
現実は残念ながら無法なのだ。その現状分析に基づく中小零細製造業向けの対中国知財戦略がない。出来れば、中小製造業だからできるぐらいの対中国知財戦略がほしい。
中小零細ものづくり企業への提言
0.はじめに
中国を大きな市場と捉え、中国の一般コンシューマーに日本の製品を販売することは、既に多くの企業が行い、中国富裕層向けを中心に大きな成果が出ている。
日本の中小零細ものづくり企業の顧客は、工場の技術者である場合が多い。この中小零細製造業にとって、今が好機商機だ。中国への販売は「いまさら」でなく「これから」である。中国の工場・技術者に日本のものづくり製品技術を売り込み開始すべきときだ。
1. 中国の技術者は日本の技術者を越えた
私は昨年末に広州に行った。展示会出展のためである。広州は地下鉄が整備されており、その地下鉄を利用して展示会場に毎日行った。そこでびっくりしたことがある。中学生が地下鉄を通学に使っていて、多くの中学生を見かけた。中学生達は、制服(ジャージ)をきっちり着ていた。不良は見当たらない、目がしっかりしており、車内で教科書を開いて勉強している中学生も多く見かけた。若い中国人は勤勉だと感じた。
私は、3DCAD(ローエンド)がほしくても6年間も買えずいる。だが、中国の零細企業でさえ、3DCAD(ハイエンド)を既に手に入れているという。海賊版である。技術者はツール(道具)によって成長する。3DCADを使っている中国技術者は、既に日本技術者を越えたのではないか。
昨年、工作機械生産は長年守ってきた首位の座を中国に明け渡した。このことは、よく言われるような「技術では依然優位で、営業力で負けた」と言うことでなく、中国企業は技術的に日本を越えたと見るべきである。従って、製品を見極める技術を持つ優秀なエンジニアが中国企業にいることになる。
2.中国の直面する問題
そのような中国企業の直面する問題は、人件費の高騰である。対策は自動化(省力化)である。今まで人海戦術にたよっていた製造工程の自動化が急務となってきている。自動化においては、人海戦術では必要のなかったばらつきの少ない(品質の高い)部品の供給が必要となる。日本の得意とした品質にこだわった製品が中国でこれから一層必要になる。そしてまた、優秀な中国技術者は、日本の製造業のこだわりを評価できる。
3.中国に売る込む好機商機
中国は今後特に、日本の高品質な製品を欲している。また、ものづくり企業の技術のこだわりを理解できる技術力を持ち始めた。今が、日本のものづくりの技術、製品を中国に売り込む好機商機だと思う。
0.はじめに
中国を大きな市場と捉え、中国の一般コンシューマーに日本の製品を販売することは、既に多くの企業が行い、中国富裕層向けを中心に大きな成果が出ている。
日本の中小零細ものづくり企業の顧客は、工場の技術者である場合が多い。この中小零細製造業にとって、今が好機商機だ。中国への販売は「いまさら」でなく「これから」である。中国の工場・技術者に日本のものづくり製品技術を売り込み開始すべきときだ。
1. 中国の技術者は日本の技術者を越えた
私は昨年末に広州に行った。展示会出展のためである。広州は地下鉄が整備されており、その地下鉄を利用して展示会場に毎日行った。そこでびっくりしたことがある。中学生が地下鉄を通学に使っていて、多くの中学生を見かけた。中学生達は、制服(ジャージ)をきっちり着ていた。不良は見当たらない、目がしっかりしており、車内で教科書を開いて勉強している中学生も多く見かけた。若い中国人は勤勉だと感じた。
私は、3DCAD(ローエンド)がほしくても6年間も買えずいる。だが、中国の零細企業でさえ、3DCAD(ハイエンド)を既に手に入れているという。海賊版である。技術者はツール(道具)によって成長する。3DCADを使っている中国技術者は、既に日本技術者を越えたのではないか。
昨年、工作機械生産は長年守ってきた首位の座を中国に明け渡した。このことは、よく言われるような「技術では依然優位で、営業力で負けた」と言うことでなく、中国企業は技術的に日本を越えたと見るべきである。従って、製品を見極める技術を持つ優秀なエンジニアが中国企業にいることになる。
2.中国の直面する問題
そのような中国企業の直面する問題は、人件費の高騰である。対策は自動化(省力化)である。今まで人海戦術にたよっていた製造工程の自動化が急務となってきている。自動化においては、人海戦術では必要のなかったばらつきの少ない(品質の高い)部品の供給が必要となる。日本の得意とした品質にこだわった製品が中国でこれから一層必要になる。そしてまた、優秀な中国技術者は、日本の製造業のこだわりを評価できる。
3.中国に売る込む好機商機
中国は今後特に、日本の高品質な製品を欲している。また、ものづくり企業の技術のこだわりを理解できる技術力を持ち始めた。今が、日本のものづくりの技術、製品を中国に売り込む好機商機だと思う。
エンジニアから原子力エンジニアにたいする提言
1.はじめに
わたしは、大学院を出て30年近く設計を行なってきたエンジニアだ。現在は、零細な会社を経営しているが生涯エンジニアでありたいと思っている。その場末のエンジニアが原子力発電の事故について感じたことを述べる。特に原子力エンジニアの方に伝えたい。それは、現在の原子力発電がエンジニアの方が積極的にエンジニアリングしてきたシステムと思えないからだ。そして、今の原子力技術を深く反省し、原子力エンジニアが新しい原子力発電を作ってもらいたいからだ。
私は以前から原子力発電に反対してきた。それは一旦ことが起きると甚大な被害が出ることと絶対安全などありえないのに絶対安全といっていることのアンバランスと危うさが怖かったからだ。
そして、今回の原子力発電の問題を考える都度、原子力エンジ二アは何をしているのか?何をしてきたのか?と強く思い、つたない文章だが提言を書くことにした。
2.確率で議論しない日本人
絶対安全なことはない。絶対安全なものは作れない
しかも、人工物であるから有限なコストとの兼ね合いからどこかで線を引いている
例を挙げると、神戸震災のとき道路を支える柱が折れた。復興時には今度は絶対安全な柱を作ったといわざるを得ない。しかし、実際には、コストのためどこかで線を引いているのだ。実際には、たとえば1000年に一度の大地震では折れる設計をしているのだ。
日本人は、なかなか確率で議論が出来ない。絶対安全といわざるを得ない環境があることも事実だ。しかし、今後は勇気をもって確率を議論すべきだ。裏で線をひいてはならない。想定外をディスクロージャすべきだ。
絶対安全としてしまう欠点は、想定(想定外)の線引きが隠蔽されることあり、また想定外といえども起こりうる確率は少なくともあるのに、想定外に対する対策や訓練が採られないことである。
3.確率x被害金額(=被害値)で考えるべきだ
原子力発電の他の発電と比べたときに大きな特徴は、原子力発電は一旦事故が発生すると広範囲、長時間な甚大な被害をもたらすことだ。
数学では、たとえばギャンブルなどの当たる確率*賞金=期待値という。一旦起事、被害甚大を設計に取り込むには、単なる確率ではなく被害値(=確率x被害金額)で評価すべきだ。原子力発電の設計をするときには、この被害値で評価すべきだろう。
被害値で考えれば、確率としては本当にめったに起こらない事故を考えないといけなくなる。それを実現するコストは膨大になる。多分私が推定するに、そのように考えるとエンジニアリング的に現状の技術では原子力発電の建設は不可能になると思う(コストが見合わない)
4.そもそも。そもそも?
そもそも発電所が停止しなければならない状況で、外部からの送電が必要というのは矛盾ではないか?おかしくないか?もっと言うと、制御棒をいれて速やかになぜ停止しないんだ?なぜ冷却が必要なんだ?そんな機械ある?そんな機械は人間の手に負えない。危険極まりない。
先ほどのように被害値で考えるとコストがかかり原発は建設できなくなるのか、それは制御棒を入れることにより完全には停止しないからシステムが複雑になるからだ。
現在の原子力発電技術は不完全な技術といわざるを得ない。
5.完全停止する原発を開発すべきだ
外部電源が余震で容易にダウンした。原子力発電が停止するような地震では、外部電源の送電がダウンするのは当たり前だ。なんと言う脆弱なバックアップ要素だ。
エンジニアリングは、些細な改善改良を積み重ねることが本質だ。創意工夫が本質だ。なぜかそのエンジニアリングが原子発電の本質には生かされていない。今の原子力発電は、科学者の発見した現象をそのままにエンジ二アはなんら本質的な改良改善に着手できず、外側のバックアップ要素を冗長化のみしてきた。そしてバックアップ要素は脆弱極まりないものであった。本質的に危険である現象をそのままにしているからだ。脆弱なシステムを冗長化しても何にもならない。いや事故の言い訳でしかない。
原子炉の自体の現象に手を付けず、それをタブーもしくは聖域としてなんら手を付けず、バックアップのみ任されてきたともいえる。原子炉自体の危険性が大きくどうせバックアップしても危険なものは危険という諦めの考えにいたっているのではないか?だから脆弱な冗長化を重ねたのでないか?
エンジニアは、本質をエンジニアリングすべきだ。原子力発電技術の危険の本質は制御棒を挿入しても崩壊熱を出し続け、冷却が長い時間必要なことだ。この本質の改良に挑戦すべきだ。
原子力エンジニアは完全停止する原子力発電を開発すべきだ。エンジ二アはそれに果敢にトライすべきだ。その技術の完成時に初めて原発は人間の手の平で制御できる技術となるのだ。なんども言うが、現在の原子力発電はとても人間の手に負える技術ではない。
そして、現在の原発タイプは、早急に制御棒を挿入し、停止し、廃炉にすべきだ。
6.おわりに
新幹線は今度の震災でも安全に停止した。賞賛に値する。日本の技術の誇りだ。これはタブーや聖域を設けず、全体をシステムとして捉え、エンジニアが改善改良工夫を重ねた結果と思う。
俳優が「俺の故郷福島を汚したのはだれだ」と。福島原子力発電は日本の国土をかがしたのだ。このことを反省すること。そして原子力エンジニア自身が自信を持って日本に建設できる原子力発電技術を開発してください。日本の誇りになるような技術を作ってください。